リo´ゥ`リ<秘話♪

毎日新聞社発行の「まんたんブロード」というフリーペーパーにきらりん☆レボリューションのことが書かれています。

見づらいと思うんで個人的に気になった部分を抜粋。

アニメ化では、読者と作品の接点をいかに高めていくかが重視された。マンガ以上にきらりへの親近感を持ってもらうため、きらりの声に実在のアイドルを起用するアイデアが生まれた。古市さん(注:小学館プロダクションのプロデューサー)は「アニメやマンガのキャラクターが本当にいれば、子供たちは喜ぶはずと考えました」と話す。白羽の矢が立ったのは、アイドルグループ「モーニング娘。」の久住さんだった。久住さんは当時、中学2年生でデビュー1年目。14歳の新人アイドルというきらりと全く同じ境遇だったからだ。

春ちゃんが抜擢されたのはこういう背景があったからだったんですね。
確かに憧れの対象が実在するとなれば子供たちは食いつくでしょうし、そういう意味できらりと境遇のよく似た小春ちゃんは適任だったと。
こういうのも何かの縁と言うか小春ちゃんのミラクルの1つでしょう。


そして特筆すべきはこの次の部分。

久住さんは、声優としてだけでなく、主題歌も「月島きらり」としてリリースし、CMのナレーションや雑誌の取材にも「きらり」として登場した。お陰で、子供たちには、久住さんイコールきらりという認識が定着し、イベントでも久住さんに「きらりちゃーん」と声援が飛んだ。古市さんは「彼女が一番きらりというキャラクターを分かっていて、いまや完全に同化しています。イベントで子供たちから打ち合わせになかった質問が出ても、きらりとして受け答えができる。彼女がきらりを作っているといってもいいくらいです」と絶賛する。

こう言ってくれるのは嬉しいですね。
やっぱりキャラ設定が小春ちゃん本来のものと似てますし、小春ちゃんとしても演じやすいんだと思います。
勿論ヒットの要因が全て小春ちゃんにあるわけではありませんが、結果が重視される世界においてこうやって結果を出せるというのは凄いことだと思います。
そう考えるとオーディションで小春ちゃんを見出したつんく♂の先見の明は流石だなと。


とまあ業界のお偉いさんからお褒めの言葉を頂いたわけですが、小春ちゃんにもまだまだ課題はあると思います。
その1つはきらりの時とそうでない時のキャラの使い分け。
きらりとしての認識が大きいということは、きら☆レボが終わっても「きらりちゃん」としか認識されない可能性があるわけで。
それに関して、どうも「久住小春」としてのキャラ立ちに迷いが生じてるような気がします。
差がない分区別をつけるのが難しいと思うんで、混同しないようにそれぞれのキャラを確立させていくことが今後の課題の1つでしょう。


と苦言を呈しましたが、細かいことごちゃごちゃ考えずに突っ走る方が小春ちゃんらしいんでw、今後も自然体で子供たちのアイドルでいて欲しいです!