リo´ゥ`リ<12月21日放送分♪

黒木の指示に背いた罰として事務所待機を命じられてしまったきらり。
事務所のあるビル内を歩いていると、アイドル・藤堂ふぶきのドラマの視聴率1位やロック歌手・大文字源五郎のドームツアー決定など、他の所属タレントの功績が書かれたポスターが貼られていた。
ポスターを見たきらりは、黒木の戦略が結果を出していることに呆気に取られる。



その頃、ダンス修行中の村西芸能事務所所属のアイドルユニット・SHIPSのメンバーである宙人は、きらりが電話越しに言っていた言葉を気にかけていた。
きらりの言葉の真意を探ろうと考える宙人。
そこにダンスのトレーナーからダンスコンテスト出場の話を持ちかけられる。
宙人は「まだ早い」と断るが、トレーナーは「宙人ならきっといい線行く。もし優勝したらレッスンは終わり」と出場を勧める。
結局宙人は断るが、これが後々伏線となる。



一方、きらりは今後の自分の活動に不安を感じていた。
「何もしないでずっとここにいるだけなのか?」と悪い方向に考えてしまうきらり。
だが持ち前の明るさで前向きに考え直し、「自分にできることを考えてみる」と決意を新たにする。



会議室では黒木が新たな企画、「ブラックウッドフェスティバル(略して黒フェス)」についての会議を始めていた。
「成功すれば芸能界は完全に俺のものになる」とほくそ笑む黒木。
そして会議は詳細な打ち合わせへと進み、黒木が企画書を持ってくるようにスタッフに指示。
すると企画書を持ってきたのはきらりだった。
会議終了後、「何の真似だ?」と尋ねる黒木に対し、「黒木さんのお手伝いをすることに決めました」と答えるきらり。
黒木は目障りに思うものの、黒フェスに重きを置いて気にしないことに。
きらりは精力的に事務をこなすが、ファンレターの仕分けをしていた際に「やっぱり笑顔のきらりちゃんが一番」というきらり宛のファンレターを発見し、ファンへの思いを募らせる。
それを傍らで見ていた黒木は、アイドルとしてファンの前に立ちたいというきらりの思いを悟りあることを思いつく。
その後もきらりは相変わらず黒木の手伝いをしようとするが、黒木はそれが目障りでしょうがない。
黒木は度々きらりを怒鳴るが、へこたれないきらりは次々と仕事をこなす。
そんなきらりを見て、黒木は少しだけきらりを認めようとする。



その頃、村西芸能事務所ではきらりが最近テレビに出ていないことに疑問を感じ始めていた。
「何か問題が起こってなければいいけど」ときらりの状態を懸念するきらりの元マネージャー・雲井。
そんな中、出演するドラマの打ち合わせに来ていたSHIPSのメンバー・星司は、テレビ局内で偶然きらりに出くわす。
だがスーツという格好を追求されたきらりは「ドラマの役だから」とお茶を濁して足早に走り去ってしまう。
その様子を見た星司は疑問を覚え、ある行動を起こしてみることに。



黒木の事務所では黒フェスの目玉イベントの一案としてドミノ倒しという案が浮上。
だが実行に移すには一度テストする必要があるという。
その話を聞きつけたきらりはテストを希望する。
ある思惑が浮かんだ黒木はきらりにやらせることを決めるが、大きな部屋を用意し「今日の夕方までに終わらせる」という厳しい条件を課す。
流石に無理だと言おうとするきらりに対し、黒木は「やりたいと言ったのはお前だ。完成するまで一歩も部屋を出るな」と言い残して部屋を出る。
きらりは仕方なくドミノ作成に取り掛かる。



部屋を出た後、案を出したスタッフたちは「自分もきらりを手伝う」と申し出る。
だが黒木は「その必要はない。こんなもんボツに決まってるだろ」と却下。
「じゃあ何故きらりにやらせるのか?」と言うスタッフに対し、黒木は「目障りだからだよ。アイドル失格を言い渡されたくせに、俺の周りをうろちょろしやがって。だからはっきりと思い知らせてやるのさ。お前は何の役にも立たないクズだってな」と冷酷に言い放つ。
不満が爆発したスタッフは「我々に対してもきらりに対しても扱いが酷すぎる。もうついていけない」と反抗するが、黒木は「使えねー奴は今すぐ消えな」とあっさり解雇通告を出してしまう。
黒木がそのままビル内を歩いていると、控え室で会話している所属タレントである大文字源五郎と持田望夫の話し声が。
黒木のプロデュース方法への疑問、そして自分たちだけでなく他の所属タレントたちも同様の疑問を抱いているということを聞き、黒木は益々イライラを募らせていく。



黒木のイライラが治まらない中、黒木に面会したいという客が。
黒木は断ろうとするが、「黒木に会うまで絶対に帰らない」という客の勢いに圧されて渋々面会を許可する。
その後部屋に入ってきたのは何と星司。
「僕をブラックウッドに入れて下さい」という星司に対し、きらりに言ったのと同じように「今までの日渡星司は忘れろ」と告げる黒木。
星司が「きらりちゃんがブラックムーンきらりで大変身したのは知ってますから」と返すと、黒木は「きらり?ああ、あれはもう終わったことだ」と意味深な発言をする。
黒木の事務所を出て川沿いにやってきた星司は、黒木の「うちの事務所に来るからには、全て俺の命令通りに動いてもらう」という言葉を思い出し、きらりの身に何かあったことを悟る。
すると背後から黒木の高笑いが。
「きらりちゃんに何をしたんですか?」と問いただす星司に対し、「俺はただ『仲間の仕事を奪われたくなきゃうちの事務所に来い』と言っただけだ。俺の命令に背いたのでな。罰としてアイドルを辞めさせた。お前も余計なことはしない方がいいぞ。敵は徹底的に潰す。それが黒木旭のやり方だ」と脅す黒木。
黒木の話を淡々と聞いていた星司は「あなたは悲しい人ですね。ファッション界と芸能界、2つの大きな世界のトップに立ったのに、あなたには信じられる人が誰もいないんですね。きらりちゃんは、僕が必ず助け出してみせます」と言い残してその場を後にする。
「信じられる人が誰もいない」という言葉に、黒木は苦い過去を思い出す。
実は黒木はデザイナー事務所に所属していた頃、自分のデザインを所長に盗まれた挙句仲間にも見捨てられて事務所を追放されたという辛い過去があったのだった。
追い出される時に所長に「信じていいのは自分だけ」という言葉を浴びせられ、自分以外は信じられなくなっていた黒木。
嫌なことを思い出した黒木は早く忘れようと足早に事務所のあるビルへ。



黒木がビルの前に到着すると、そこにはきらりが待っていた。
黒木を見つけるや否や、きらりは黒木の手を取って何処かへと連れていく。
やがて2人が着いたのはきらりがずっとドミノを並べていた部屋。
きらりはあれからずっとドミノを並べ、遂に完成させていた。
黒木は「ドミノ倒しの企画なんて最初からやるつもりなかったんだよ」と真意を話すが、きらりは「折角なので見て下さい」とドミノを倒し始める。
訳の分からない黒木に対し、「黒木さんにハッピーになってもらえたらなと思って。私、お手伝いをしてみてよーく分かったんです。黒木さんも一生懸命やってるんだって。だから私、黒木さんを信じてみようって。」と素直な気持ちを述べる。
「散々酷い仕打ちをしてきた自分を何故信じられる?」と困惑する黒木。
そんな黒木の気持ちを知ってか知らずか、きらりは足早に帰宅の途に着く。



一方、きらりの件の真相を知った星司は事務所に戻り、アメリカにいる宙人に電話をしていた。
あることを思いついて宙人に提案する星司。
承諾して電話を終えた宙人は、ダンスのトレーナーに「やっぱりコンテストに出ることにする」と告げる。



黒木はドミノ倒しの最後に点灯されたツリーを見ていた。
思わずきらりに揺り動かされそうになった信念を思い出して決意を新たにする黒木。
その頃きらりも「アイドルとして、ファンに会えなくても頑張る」と胸に誓っていた。
果たしてきらりはアイドルとしてファンの前に再び姿を現すことはできるのか?
そして黒木が考えを改めることはあるのだろうか?
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从*・ 。.・)<長い!
我ながらよく書いたもんだw
まあそれだけ特筆すべき部分が多かったということでw


とりあえずこれで宙人が帰国→きらり村西事務所に復帰のフラグ立った☆カナ